「も」から始まる東岐波の方言

【心に海や自然が浮かんでくる、表現豊かな「も」から始まる東岐波の方言】

方言 意味 用例
もげる 取れる 「鬼の角がもげた。」
もそっと もう少し。「もうちーと」、「もちっと」とも言う。 もそっと、あっちの方へ行ってくれさん。」
もとらん 思い通りにならない。おぼつかない。「もとーらん」とも言う。 「あのほは酔うて、足元がもとらんようになっちょるのー。」
ものさし 定規 ものさしで線を引く。」
ももぐる ①紙などをもみくしゃにする。②うやむやにする。 ①「チラシをももぐって捨てた。」②「残念ながらあの問題はももぐられた。」
もます 混乱させる 「へんじょーこんごー言うて、もますな。」
もみだれ アイナメ(魚名)「もみだね」とも言う。 「岩場でもみだれが釣れた。」
ももた 太もも 「運動して、ももたが痛い。」
もやい 物を共有する。分け合う。 もやいで使おうや。」
もらう 感染する。貰う。 「風邪をもらう。」
もろーた 貰った 「もちをもろーた。」
もんぜ 東岐波の地名で門前のこと。「もんで」とも言う。 もんぜの集会所。」

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