【心に海や自然が浮かんでくる、表現豊かな「ね」から始まる東岐波の方言】
| 方言 | 意味 | 用例 |
|---|---|---|
| ねき | そば。近く。「ねっき」とも言う。 | 「雷が鳴ったら危ないけー木のねきに行くな。」 |
| ねくじをくる | 子どもが眠くてぐずること | 「子どもがねくじをくってやれんでよ。」 |
| ねじける | ①水平ではない。ナナメになっている。②性格が歪んでいる。 | ①「柱がねじけちょります。」②「あねーなーは、ねじけちょるのー。」 |
| ねじくる | ねじる | 「こよりをねじくってつくった。」 |
| ねーた | 相槌 そうですよね。(「ねーえ、あなた」の略。)「のーた」「のんた」とも言う。 | 「今日はえー天気であります、ねーた。」 |
| ねたがえ | 寝違えること | 「ねたがえで首がいたー。」 |
| ねたろう | ずぼらな人。怠惰な生活を送る人。 | 「このねたろうが。」 |
| ねちゃねちゃ | べたべた。ねちねち。 | 「飴が溶けて、ねちゃねちゃになった。」 |
| ねつい | 熱心な。ていねいな。 | 「なんに対してもとことんやるねついやつじゃ。」 |
| ねっすわる | 座り込む | 「じいさと畑でねっすわって、話し込んだ。」 |
| ねばい | 粘っこい。性格がしつこい。 | 「ねばいやつじゃのー。」 |
| ねぶる | 舐める | 「飴をねぶる。」 |
| ねーま | お姉さん | 「ねーまと仲がえー。」 |
| ねんからねんじゅう | 一年中 | 「ねんからねんじゅう歩きよるよ。」 |
| ねんごう | 文句。こじつけ。因縁。屁理屈。 | 「あの人はねんごうばっかりたれる。」 |
